パインアメに導かれて発見したのは……パインアメ味のチーズケーキ!?
先日の事です。
パインアメを舐めながら町をふらふらと散歩してたんです。
散歩しながら
「なんでこんなにパインアメは美味しいんだろ。もうパインアメだけあればなにもいらない。パインアメだけを食べて生きたい。パインアメ最高!」
とか考えてたら、3時間ほど経過していたんです。
歩きすぎて疲れた。もう舐めていたパインアメも小さくなりかけているぞ。
ダメだ。糖分が不足している。もう……ウゴケ……ナイ。
それで僕が倒れそうになった時、どこからか声が聞こえてきたんです。
私だ。聞こえるか。
「えっ? 誰!?」
私だ。パインアメだ。
「えっ? なんでパインアメが? 一体どこにパインアメがいらっしゃるんですか?」
近くにはいない。私は貴様の脳に直接語りかけている。
「なんだって!? 一体、なにが起こっているんですか? どういう状況なんですか?」
単刀直入に言うぞ。世界がヤバイ。
「え! 世界がヤバイ! どういう事ですか!? いや、もしかしてパインアメの声が聞こえてくる僕の頭がヤバイ?」
落ち着け。お前には世界を救ってもらう。
「待ってくださいよ! 僕が世界を救う? そんな無茶な。だって、僕は今こうして、糖分が足りなくて一歩も動けない状況ですよ。そんな僕に何ができるっていうんですか!?」
うるさい小僧だ。すでにお前の体力は回復している。
「はっ! 確かに。さっきよりは……体力が回復しているぞ」
私の糖分を少し分け与えた。だが、今のお前が世界を救うには、まだ糖分が不足している。私を直接取り込む事で世界を救う糖分を得られるのだ。私の元にこい!
こうして、僕はパインアメが指示する方向へと歩いて行ったのです。
そうだ。ここだ。このスーパーのお菓子売り場に、私はいる。
「御意!」
僕はそのスーパーに入ると、お菓子売り場を目指して進んで行きました。
すると途中、デザート売り場に目が止まったんです。
「あっ!!これは!」
僕が発見したのはパインアメ味チーズケーキでした。
僕はそれを手に取りレジへと向かいます。
おい。まて貴様、どこにいく?
「パインアメ味のチーズケーキを見つけたんです。だから、今日はこれを買って、家で食べます」
バカな! 何を言っている! この先のお菓子売り場で私を取り込め! それで世界を救え。おい。行くな。まて。おい、おい……。
パインアメ味チーズケーキ
……というわけで、パインアメ味チーズケーキを見つけました!
最初、見つけた時はパインアメの時代が、ついに来たなと思いましたね。
みんなに愛されているから、パインアメシャーベットやパインアメ味チーズケーキが発売したわけですからね。
このチーズケーキ、食べる前はどんな味かなと想像するじゃないですか?
パイン風味のチーズケーキで、フルーティーな感じかなと思ったんです。
だが、予想は大きく外れました。
食べた感想
最初、口に入れた瞬間はチーズケーキの味がします。
でも、すぐに襲ってくるパインアメの味!
フルーティーなパイン味ではなくて、甘いパインアメの味です。
食べた瞬間……あま~い!! って言いましたね。
後味のパインアメの甘さが強烈すぎて、3口ほど食べたら、もういいかな。という気持ちになりました。
この、パインアメ味チーズケーキを食べるぐらいなら、チーズケーキを食べて、食後にパインアメを舐める事をおすすめします(T◇T o)
あーあ、パインアメ買えばよかった。
ほらな!!