映画は家で見る派の僕が『カメラを止めるな!』を映画館で見た感想 ※ネタバレなし
映画『カメラを止めるな!』
先日、映画『カメラを止めるな!』を映画館で観てきました。
最初はまったく気乗りしませんでした。
話題になっているけど、無名の俳優を使っているんでしょ? 製作費300万でしょ? それになんかポスターダサくない? (個人的主観)
そしてなにより、この映画を映画館で観る必要性はあるの?
と思いまして。
というのも、僕は映画は映画館で観るより家で見る派なんです。
映画館より家で観る理由としては。
・映画館に行くまでが怠い
・レンタルや動画配信サービスを利用すれば映画館よりお金がかからない。
・予告の前のクソつまらない映画館特有のCMを見なくて済む。
・家だと映画を一時停止してトイレを我慢せずにいける。
※映画館だとトイレを我慢しないといけないのが一番のネックですね。
映画の途中で席を立つなんて邪道と考える僕はエンドロールまでひたすら我慢。
何度も膀胱が破裂しそうになった記憶があります。
そもそも、映画館で飲み物を飲むのが悪いんですけど。
それに比較して映画館で観るメリットとしては
・大スクリーンで迫力がある。
・音響システムが家庭用とは違うので、臨場感がある。
・流行りの映画をすぐに観れる。
といった感じでしょうか。
家で映画を見る派の僕が、映画館で映画を観る場合、映画館で観る価値があるのかという点を重要視してるんです。
つまり映像に金がかかっている映画なら、家で観るより迫力がある映画館で観た方がいいと思うわけです。
今回の『カメラを止めるな!』は製作費300万円で金がかかってないわけです。
それなら、レンタルまで待って家で観てもいいんじゃなか? と思ったわけです。
でも、ネットや映画を見た知り合いが「おもしろかった」と口ぐちに言ってましてね。
本当にそんなにおもしろいのかよ? と気になってまして。
それで、結局は観に行こうと誘われたので仕方なく行った次第です。
クスクス笑っていて気味が悪い隣の奴
僕の隣に座ってきたのが、一人の男の人でした。
映画が上映してからしばらくして、この人がクスクス笑いだしたんですよ。
えっ? いまそんなに笑うとこ? 映画はそんなに笑う場面ではなかったんですよね。
なんと、それが何度も続くんですよ。
最初はこの人は笑いのツボが浅いのかなと思ったんですけど、次第に、もしかしてこの人やばい薬やっている? と思ってきまして。
それに、笑うたんびに生暖かい鼻息が腕にかかってくるんですよ。
こいつ気持ち悪っ! と思いましたね。
『カメラを止めるな!』を映画館で観た感想
上の方でも書きましたが、僕が映画館で観る映画の重要視は、映像にお金がかかっているかどうかなんですよね。
でも『カメラを止めるな!』は残念ながら映画館で観る程の映像のクオリティーはなかったですね。
じゃあ『カメラを止めるな!』は映画館で観るべきではなかったのか?
となりますよね。
否! それは違います。
僕は『カメラを止めるな!』は映画館で観てよかったと思いましたね。
詳しくはネタバレになるので伏せますけど。
映画館で観てよかった理由としては、一体感があったからです。
この映画を観ている大勢の人達の一体感です。
エンドロールが流れた後なんて、スタンディングオベーションが起こるんじゃないかなと思える程でした。
『カメラを止めるな!』噂通りに面白い映画だと知りました。
そして、全てを観終った後に、僕の隣に座ってクスクス笑っている人の謎が解けて、ヤク中ではない事を知りました。
鼻息を吹きかけられて気持ち悪いと思った自分の小ささを知りました。
まとめ
『カメラを止めるな!』を映画館で観ると、隣の人にガンガン鼻息を吹きかけられるけど、最後はその理由が分かって自分の小ささを知り寛容的な気持ちになれるよ!